【作例あり】コンパクトフィルムカメラのCONTAX T2はやっぱりいいぞ!

2018.05.16

| 旅・暮らし・カメラ

高級コンパクトフィルムカメラCONTAX T2を買いました。こんな記事を書いてから2年経った。最近はCONTAXが人気みたいで、どこでもCONTAX T2やCONTAX T3が異常な値上がりしてて買えないわ…と聞く。というわけでせっかくなのでもう一回CONTAX T2のいいところを褒めちぎっていきたいと思う。

CONTAX T3と何が違うの?

CONTAX T2

京セラから1990年に当時の定価120,000円で発売。ボディーの素材にはチタンを、ファインダーカバーガラスにはサファイアガラスを、フィルム圧板には京セラのセラミックを新たに採用。(バブル)

  • 単焦点38mmで、味のある写り。
  • 絞りはレンズ部分のカチカチを回す。少し小さいのでたまに困る
  • 露出補正やMF切り替えなどはダイヤルで。
  • AFに癖がある。フィルム1本撮って、現像して次は気をつけようと思ってだいたい次は忘れる。
  • チタン製なのでそりゃもう高級感ぱねぇ。
  • シャッター最高速は1/500秒
  • 最短焦点距離は0.7m

CONTAX T3(調べたり聞いたりしたこと)

コンタックスブランドのコンパクトカメラ最後の機種、2001年に当時の定価98,000円で発売。

  • 35mm、写りはより今風になった
  • AFはT2よりも進化。
  • 前と後ろのみチタン。高級感は少し減った(バブル終わった)。
  • シャッター最高速は1/1200秒に。
  • 露出補正やMFにはボタンを押してからダイヤルを操作。
  • 最短焦点距離は0.35m

バブル世代と、ミレニアル世代みたいな感じになっちゃった。上の箇条書きを要約すると、好きな方を買えよって話らしい。値段はCONTAX T2 < CONTAX T3。

そりゃCONTAX T2の発売が1990年で、CONTAX T3の発売が2001年なので、10年の知見が盛りだくさんなわけです。10年は怖い。10年は怖い…

まずは見た目

ボテッとした見た目なところがまずかわいい。ふっくらした柴犬みたいである。軍艦部もダイヤル群、シャッターぐらいでスッキリとした印象。こういう部分大事。サイズ感は写ルンですとそこまで変わらない。
ポケットにいれようと思えば入る。けどもっこりするからあんまりおすすめはできない。

これは3万円ちょいぐらいで購入して、2万円でオーバーホールしてもらった。オーバーホールしてもらって2万円と言われた時はびっくらこいたけど、今考えると正しい選択だったなぁと思う。いまは10万円ぐらいするから半額ぐらいの値段。

作例写真

金時計の上のところから。

大名古屋ビルヂング…?違うかな…?

これは大須の橋の欄干に置いて撮影。モノクロフィルム。

大須商店街らへん。

大須商店街、赤門らへん。

大須の近くの…神社かな…

出勤前の白川公園。

旅行

男木島にて。

男木島で。

どこか忘れた

どこだっけ…松原のとこ…なんとかの松原…。

清水?なんか静岡の方。

忘れました。山。きれい。

多分夜行バスで降り立った新横浜か横浜駅付近で、迷子になってる早朝の写真。

知多のほう。

知多の方の、灯台。野間灯台だ。

あのー、なんかお花とかが詰めたりできるところ……

人間とかポートレート色々

島根県立美術館からの夕焼けです。最近のやつ。フジカラー SUPERIA PREMIUM 400

藤枝に行った時の喫茶店。フジカラー SUPERIA PREMIUM 400

藤枝にいったときの藤の棚の下。これはフジカラー SUPERIA PREMIUM 400

いつかの結婚式のフリー素材のひとたち(嘘です)

ほら真ん中外してる!!

これも大須らへんだ。

いつかのあきちゃそ。

もっとCONTAX T2の作例を見る!

使い勝手とか使用感

フィルムは自動で巻いてくれて、1本撮り終わったら自動で巻いてくれる。

電源をいれると意外に素早く「準備できてまっせ!」って感じでレンズが飛び出してきてくれる。

撮影時は、オートフォーカスなんだけど、ファインダー内に丸が2つあって、そこそこピントを外す。中心におきたいなーとか思っていて狙うと後ろにあたったりしてる。びっくりサプライズ。サプライズが好きな子なんだなぁ〜という認識でいいんだ。

撮る時はF値を決めてピントを決めて押すだけ。F値はファインダー内にシャッター速度が点滅するのでそこでだいたい決めることができる。

揺れ動くのは「写ルンです」

2年ほど使ってきて、Rollei35 SEとかにも手を出して、一番立ち位置被りをするのが「写ルンです」。写ルンですを持ち歩くと、「あぁもうフィルムカメラこいつでいいや」感がにじみ出てきます。写ルンですで撮った写真を見ても、「いいじゃないですか〜」ってなるもん。こいつすげーよ。撮るのも簡単だし、軽いし。簡単だからこそ奥深かったりするし。

とは言え!CONTAX T2で撮った写真をみると、フィルム自体の色味の違いはあるけども、やっぱり違うなってなりますね。パッキリと写してくれるところ、白黒の粘り強さ。発色とか。

秋とか冬の思い出(写ルンです)

まとめ

すっごく個人的なまとめをすると、いいところというか愛着の持てるところなのは「同い年」というところなんですよね。

1989,1990年はバブルの時代(崩壊)。もう30年近く。オールドレンズ扱いされ始める古さですかね。

そんなカメラといろんなところに旅行にいったり、いろんな風景をみるのは、幼馴染というか長年連れ添った人みたいなイメージもなくもないような…気がします。うまいこと言えないけど。

この子も中古で買ったので、自分の前のユーザーがいろんな風景をみせていたかもしれないし、大事にしまっていたかもしれないし、、、という感じで、、、、

大事につかっていきます!いいカメラだよ!!まとまった?まとまってない?そんな簡単にまとまるものか!

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