メインPCのアップグレード計画:MacBook ProからMac Studioへ
2024.11.12
現在のPC環境と不便さ
これまで、14インチのMacBook Pro(Apple M1 Maxチップ搭載)をメインPCとして使っていました。スペックは以下の通りです。
- 10コアCPU、24コアGPU、16コアNeural Engine
- 32GBユニファイドメモリ
- 1TB SSD
購入したのは2021年12月なので、3年使っています。性能自体には満足しているのですが、いくつかの不便な点が気になってきました。
1. 強制終了が不便
フリーズしたときに強制終了するためにわざわざMacBook Proを開いて電源ボタンを押す必要があり、これがとても面倒です。
2. ポートの不足とドックの必要性
仕事場ではほとんどPCを持ち出さないのに、接続できるポートが足りないため、モニターや10Gアダプター、ドックを追加でつなぐ必要があります。これも面倒さが増す要因です。
3. 使用頻度の高いアプリケーション
日々利用するアプリケーションは以下の通りです。
- ブラウザ(Arc、Chrome、Safari)
- Adobe XD、Illustrator、Photoshop
- VSCode、Cursor、Sublime Text
- Notion、Roon、Slack
これらの用途を快適に使うには、やはりある程度スペックが必要と感じています。
PCを持ち出す機会の少なさとその懸念
私の生活スタイルではPCを持ち出す機会はほとんどありません。しかし、泊まりの出張やキャンプなど「万が一」に備えてPCを持ち歩く習慣があります。とはいえ、キャンプも頻繁に行くわけではないので、デスクトップと簡易的なモバイルPCという組み合わせを検討し始めました。
検討1:Mac mini+MacBook Airの組み合わせ
当初はMac miniをメインにし、持ち出し用にMacBook Airを併用する案も考えました。しかし、MacBook Airの価格が予想より高く、さらにメインPCとしてのスペックを求めると、Mac mini自体のコストも上がってしまいました。これではMacBook Proを持ち続けるのと変わらないため、次の案へと移りました。
検討2:Mac Studioの導入
そこで浮上したのがMac Studio。現在のMacBook Proはまだ十分に使えるため、これをそのまま持ち出し用にし、新たにデスクトップ用のMac Studioをメインにしようと考えました。
Mac Studioを購入した理由とスペック
ちょうどM4チップ搭載のMac miniが発表される時期でしたが、Mac Studioの発表はまだ先とのこと。新モデルを待つのも考えましたが、スペックやポート数がやや物足りないこともあり、購入を決断しました。Mac Studioのスペックは以下の通りです。
- 12コアCPU、30コアGPU
- 16コアNeural Engine搭載のApple M2 Maxチップ
- 32GBユニファイドメモリ
- 1TB SSDストレージ
- 10Gb Ethernetポート
Mac Studioには10Gイーサネットポートが内蔵されており、別途アダプターや高価なドックが不要で、結果的にコストパフォーマンスも良いと感じました。
残念な点
Mac Studioの電源ボタンが背面にあることや、SDカードスロットのみに対応し、CFexpressカードスロットがない点は残念です。しかし、全体的な拡張性と性能には満足しています。
まとめ
今回、MacBook Proの不便さを解消し、より快適なデスクトップ環境を求めてMac Studioを導入しました。
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