「写ルンです」レンズをデジタルで楽しめる「GIZMON Wtulens」の実写レビュー
2018.02.24
写ルンですの描写を、ミラーレスカメラで楽しめるように作られた「GIZMON Utulens」の後継種、「GIZMON Wtulens」が届いたので早速レビューです。
GIZMON Wtulensとは
使用済み「写ルンです」のレンズを再利用した「GIZMON Wtulens」。
「Wtulens」は、「写ルンです」のレンズを2枚使ったミラーレスカメラ用のレンズです。17mm広角(※35mmフルサイズセンサー搭載カメラの場合)での撮影が楽しめます。
「Wtulens」を使うと、「写ルンです」の持つ魅力的な描写を各種ミラーレスカメラでも楽しむことができます。
薄くて軽いパンケーキレンズですので、スナップ撮影をするのに最適です。
写ルンですっぽい写真をデジタルで撮れまっせっていうやつですね。
■「GIZMON Wtulens」スペック
- 焦点距離 / 17mm
- 絞り / F16固定
- フォーカスレンジ / 0.5m〜∞
- 重量 / 約46g
– 対応機種 / マイクロフォーサーズ、Eマウント、XFマウント、EOS Mマウント、Nikon1マウント
●ちなみに「GIZMON Utulens」のスペック
- 焦点距離 / 32mm
- 絞り / F16固定
- フォーカスレンジ / 1m〜∞
- 重量 / 約46g
– 対応機種 / マイクロフォーサーズ、Eマウント、XFマウント、EOS Mマウント、Nikon1マウント
違いは、焦点距離とフォーカスレンジですね。
初代というか一つ前の「GIZMON Utulens」は、焦点距離が32mmだったのに対して今回は約半分の17mmとより広角レンズになっています。なのでお好みの方を選ぶといいでしょう。
SONY α7Ⅱに「GIZMON Wtulens」をつけてみた
縦グリのせいもあって、違和感・アンバランス感すごい。キャップ付けてるみたい。
どえらい軽い。46gなので、誤差の範囲内ですね。縦グリがないと、ただでさえ本体が軽いのでスナップカメラに最適です。
全て固定なので、ピントも合わせることもなく、F値をいじることもなく、ただもう思うがままに撮れます。
「写ルンです シンプルエース」のシャッタースピードが[ 1/140秒 ]でISOが[ 400 ]なので、カメラをその設定にしてしまえばもうデジタル写ルンですですです。
(でもF値はF10だからちょっと違うけど)
話変わるけど、iPhoneのポートレートモードってブツ撮りにもいいですね。気軽にきれいに撮れる。
SONY α7Ⅱと「GIZMON Wtulens」で撮った写真
※すごい初歩的なミスで、途中までISO25600で撮影していました。途中で気づいたんですが取り直しにまた戻るのも億劫だったので、そのままです。α7ⅡのISO25600は、、、汚いなぁ……。
A(絞り優先)かM(マニュアル)で撮るといいらしいです。
シャッタースピードの問題か、、、、いやレフ機じゃないから、ミラーが上りきる前にみたいな問題ではないと思うんだけど…。けられた。
ISOのせいもあって飛んでるけども!こんな感じ。周辺はすごい流れるけど、いいかも。
周辺減光すごい。
広角だからパパ−っと撮れる。
こういう狭い店先とか
路地の店舗とか。周辺の解像はすごい甘いけど、中心はきっちり。
フルサイズ17mmは面白いな。
この辺でISOがおかしいことに気が付きました。というわけで、これが実写色です。
左上に汚れありますね。センサークリーニング行こう…。
トイカメラみたい。
写ルンですだったら真っ暗だろうけど、デジタルなら暗い部屋でも。
感想とか
このレンズがあれば写ルンですいらないぜ!っていうものでもなくて、あくまでも「写ルンです」の気持ちを味わえるレンズという感じですね。
冒頭でいったように、ピントやF値でもきゅもきゅしないので、お出かけとかのスナップレンズとかの立ち位置になるのかな。4000~5000円という価格帯なのでオールドレンズ的な。
とは言え面白いレンズだし、軽いのでお散歩レンズに最適かも〜〜
写ルンですも値上げしてしまうけど、シールを貼ったり、現像するまでのラグを楽しめるから、これからも使いたいな〜。
ショップとか
ヨドバシカメラでも取り扱ってます。
その他
名古屋の大須でふらふらスナップをしていてコメ兵のカメラ館にFUJIFILM X-H1があって、パンフレットが置いてあって、、、、、、、揺らいだ。でもX-T2とかもさ、ありだよね、、、。ね。
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