【レビュー】CONTAX 139 QUARTZとPlanar T* 50mm F1.4
2019.05.12
CONTAX 139 QUARTZとPlanar T* 50mm F1.4のレビューといいたいところですが、フィルム一眼レフを欲しがった理由や手元にくるまでのお話などを最初にお話していこうと思います。
Planar T* 50mm F1.4が使いたい話
以前使っていたのはコシナのPlanar T* 1.4/50 ZF.2ですが、このプラナーの吐き出す写真が忘れられず、「プラナー」ありきでの母艦カメラ探しをしていました。
▶ 【レンズ沼】Carl Zeiss PLANAR T*1.4/50mm ZF.2を買ってしまった話。
いっその事フラッグシップモデルもありだとは考えました。しかし重いと持ち歩くのを渋るのは「ゼンザブロニカS2」で重々学んだのです。
幸い、うちには下記2冊のカメラ聖典があり、大変参考になりました。
うん。ただたださまよえる子羊ちゃんですわ。
Planarでいうと、前述したコシナのPlanarが、5,6万円というお手頃価格で手に入ります。これはEFマウントとFマウントが展開されています。Nikonの選択肢が生まれます。
そして忘れちゃいけないのがヤシコンツァイス。ヤシコンツァイスのPlanarはコシナツァイスよりもさらにお手軽に手に入れることができます。(状態は気をつけないといけないけど) そうなると、CONTAXの選択肢が出ますね。
正直なところフィルムの一眼レフカメラというと、Nikonの堅牢性、操作性、コストパフォーマンスは絶大な信頼を寄せることができます。だが、CONTAXも負けていない。
ということで、候補を洗い出す。
候補
- CONTAX RTS Ⅲ
- CONTAX Aria
- CONTAX 139 QUARTZ
- CONTAX 137 MD
- –
- Nikon FM3A
全然絞り込めてない。
そんでTwitterで言ったら、、、
最&高。思ったんだけどもっとフィルムカメラレンタルが広まって欲しい。某ネット防湿庫はレンタル屋みたいなもんか…
ありがてぇ・・・ありがてぇ・・・発信って大事だね…
さっそくご対面
CONTAX 139 QUARTZさんです。通称139Qとか139QZとか言われます。候補に入っていたカメラです。嬉しこまち。CONTAX 139 QUARTZは1979年に発売し、僕の生まれた年である1989年に販売終了している。つまり10年間も製造・販売し続けた人気機体です。最短30年、最長40年ほどなので、そこまでオールドカメラでもないですね。
CONTAX機のほとんどが電子制御カメラなので、部品や修理の都合上、状態のいいものがあまり出回っていない。オークションやフリマアプリでたまに見かけるけど、ジャンク品だったり、いいこと書いてあるけど危ない品が多い。
シャッター速度が1/1000までなのだけど、所持しているLeica M3も1/1000まで、CONTAX T2は1/500までなので、慣れっこですね。晴天開放いえいしなければ特になのかな。
じっくり練って撮りたいのも一つですが、撮るまでの動作を簡素かつ、吐き出す写真のブレをなるべく減らしたいわけです。慣れや腕前が大事ですが、そこを考えるとLeica M3のようなフルマニュアルではなく、絞り優先のものとかがいいのです。
シャッター速度はほとんどオートで使えという感じですね。
とは言え、巻き上げは自分でやりたい。CONTAX T2のように自動巻き上げも楽でパッと撮れるからいいんだけど、これはCONTAX T2だからいい。
届いてすぐファインダーを覗いたのだけど、ファインダーの見やすさに驚いた。フィルムカメラの一眼レフというとNikon F3を使用していたけど、それの記憶は少し曖昧だけども、はるかに見やすいファインダーだと思う。
操作もしやすいですね。コンパクトにまとめられているので、詰まっている感はありますが、うまく導線設計されています。
オツヒトくんありがとう…がしがし使わせていただきます!ほぼオーバーホールだったようで、とてつもなく綺麗。
まずはファーストインプレッションというか出会いというか。近い内に作例、撮ってきた写真をアップしたいと思います。しばしお待ちを。
▶ 【CONTAX T2/Kodak ultramax 400作例】京都ぶらり旅
▶ 【写真作例】Leica M3とELMAR 50mmF2.8
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